シド

03年、マオ（vo）を中心にBa.明希とバンドを結成。その後、Gt.ShinjiとDr.ゆうやが加入し現在のシドに至る。インディーズでの活動当初は衣装を喪服で統一していたため喪服バンドと呼ばれることもあった。

限定シングルのリリースや数々のライヴ活動を経て、04年12月に１stアルバム『憐哀 -レンアイ』をリリース。昭和歌謡的なメロディ・ラインに、独自の美学に貫かれた歌詞世界。そんな音楽性をリスナーへ的確に伝える力量を持つヴォーカルとバンド・サウンドが人気を集めた。

06年以降はメイクを落とし、ヴィジュアル系の枠に留まることない新たな活動をスタートさせ、07年には１st.DVD作品『SIDNAD vol.1～film of“play”～』、シングル「smile」、「夏恋」「蜜指～ミツユビ～」、「涙の温度」とリリースを重ねた。

そんな中、08年『センチメンタルマキアート』をインディーズラストのアルバムとし、同年10月、キューンレコードよりシングル「モノクロのキス」にてメジャーデビューを果たす。11月にはメジャーデビュー記念ライヴが日本武道館にて行われた。